おなじみのテーマソングが流れてきて、テンションが少し上がった。
その日は「ニガウリマン」という長身の伊達キャラが、白いギターでマイナー調のブルースギターに乗せて「うりうりうりうり〜♪」と歌いながら旅をするという回だった。
ニガウリマンのギターのネックの先端からは「苦瓜ジュース」がビームの様に出てくるという秘技をお持ちのようだ。
それを見たバイキンマンが、ニガウリマンの変装をして街中を徘徊し、ギターの先端から出る苦瓜ジュースでイタズラを繰り返す。
ニガウリマンの仕業だと思った街の住人達が、本物のニガウリマンの元へ苦情を入れ、身に覚えの無いニガウリマンが困惑している様を、バイキンマンが横から見て爆笑するというストーリだった。
そこに二等身アンパン野郎が登場。
変装したバイキンマンを発見するも、どちらが本物のニガウリマンか誰も解らず(明らかに背格好は違うのだが…)、本物のニガウリマンならギターが上手いはずだ!という事になり、バイキン野郎とニガウリブルースかぶれのギターバトルが始まるのであった。
そこでなんと、カバオ君がそれでも聞き分ける事が出来ないという衝撃的なアホさを露呈するも、なんとか事件は解決。
ハーヒフーヘホーで終了するのであった。
不覚にも30分がっつり見てしまったのだが、おっさんになった僕には少年の時の様なワクワクドキドキではなく、斜めな視点からしか見る事が出来なくなった己の汚れっぷりと諸行無常の切なさを感じ、ニガウリマンのブルースギターがよりそれを助長したのであった。
来週の予告を見ると、なんと来週はチーズフォンドゥさんというセレブな奥様の家に遊びにいくという回らしい。(ちなみに顔が鍋でした。笑)
初期メンバーの時代しか知らない僕にとっては、衝撃的なキャラクターの登場である。
アンパンマンが始まったのは、確か僕が小さい頃だった。
今日にいたるまでに、作者のやなせたかし氏は亡くなり、アンパンマン業界も様々な変化をしたようである。その間、日本にも僕にも、色々な事があったなぁ。
そんな事を考えた2014年、秋。黄昏。
加賀山
下の坂本君の投稿にもあるように、26日にどこかで幽霊会社みちづれ先輩に同行し路上ライブをする予定になりました。
詳細はギリギリになってしまいますが追って発表します。
都内近郊在住のニガウリマンファンの皆様、お待ちしてます。
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