それは死線を越えた先に有りました。
今年も行って来ましたフジロック。
開幕からサンボマスターで泣きました。
今年我々が参加した土曜日は大混雑と一日中降り続く大雨によりかなりのバッドコンディションでした。
私も例外無く(というより特に)疲労が蓄積されたようで、お昼過ぎにCoccoを観て、「背中のスミやべーな」なんて思ったのを最後にしばらく意識が途切れます。
目が醒めたのは薄暮のグリーンステージ、コーネリアスのサウンドチェックでした。
サウンドチェックで既に「ホンモノ」の音がしました。
(その頃裏でThe Lemon twigsという期待の若手バンドが物凄いライブをやっていたようですが私は移動の体力減を懸念して断念、これが今年唯一の心残り)
フジロックの為に少し予習してた程度の知識しかなかった三戸くんが大好きなコーネリアス、本番も物凄いライブでした。三戸くんは始まって3曲ぐらいは寝ていました。
コーネリアスが始まってからの私は無敵。
痛かった頭も腰も脚も何処かへ。
コーネリアス→オザケンという民族大移動さながらの動きを見ながら私は最大の目当てAphex twinを見る為に粛々と1人で待機。(三戸くんは大移動の波に飲まれオザケンは見られなかったそうです。)
正直オザケンにはなんの思い入れも無いんですがそれはそれは凄いライブをしたそうです、詳細は次回加賀山さん日記にて。
そしてAphex twinが始まりました。
これがどんな人かというと、超簡単に言えばディスコの音楽を凶悪な爆音で凶悪なリズムとビートで、更に凶悪極まりない照明や映像をバックにやる人です。
この日のライブは「曲」という概念が無く、90分の間唯の一度も音が途切れませんでした。
始まって30分くらいのところで1回目の最高潮を迎えたと同時にその日最大の豪雨(一説によればコイツの音圧と照明のレーザー光線のせい)
そして私はまた記憶を失いました。
気づくと大雨なのにTシャツ1枚でびしょ濡れになった男が1人苗場に佇んでいました。
これがチルアウトか……(多分違う)
音と光と狂気的な映像によってただでさえ低いIQが30ぐらい落ちた気がします。
とまあ過酷であったが故のカタルシスを感じる事ができた今年のフジロックでした。
時間ないので全く推敲してません。
オザケンやくるりとか私が観なかったバンドついてと、「三戸くん、ホテルでシャンプーの事でキレる事件」については次回加賀山さん日記をお楽しみに。
江成
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