公開が、いや、制作が発表された時からずっと楽しみにしていた映画
「そして父になる」を見に行った。
なんというか、楽しみすぎて見たくないというか
思いっきり心をかっさらわれる怖さと、逆に期待しすぎてがっかりしてしまうのではないかという不安もあった。
結果。
最高だった。
脚本演出演技編集。全てが完璧だった。
自分の最も好きな映画の一つになった。
不覚にも映画館で泣いてしまったし、エンドロールで一人スタンディングオベーションしてしまおうかと思うくらいだった。
カンヌ審査員特別賞とか関係なく、是非見てもらいたい映画だ。
この映画が日本のみんなにどう受け取られるのか、非常に楽しみ。
内容は書きませんが、ことごとく想像の先を行く展開が続きます。
制作者というものは、お客さんの1歩先を行くだけではダメなんだなと思った。
なぜなら、お客さんは「想像」するから。
1歩先では見破られる。
だから30歩くらい先に行かないと、驚きと感動は与えられないのだ。
是枝監督、勉強になりました!
まだ正式公開もしてないけど、DVD早く欲しい。
加賀山
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