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2017年7月2日日曜日

表現者であるということ


昨日テレビで、坂東玉三郎とプロの和太鼓チーム「鼓童」の特集を見ました。
歌舞伎にも能にも狂言にもさして興味はないのだけれど、競馬以外で久しぶりにテレビ画面に釘付けになりました。

簡単にどんな内容だったかというと坂東玉三郎とその和太鼓チームで、能のモチーフをベースに、全く新しい演目を作ってそれを稽古して〜という感じ。


とにかくその二者の表現者としての魂が熱く惹かれました。
「感情にまかせて、「イェーイ最高だろ?」みたいな演奏はしたくない」
とか
玉三郎曰く「演奏者であれば、舞台の上では楽器を演奏している感覚が無く、なにか凄いことが起き、一瞬のうちにそれが終わってしまったという感覚こそが目指すべき物なのではないか」

いわゆる「無我の境地」というヤツでしょうか。
残念ながら私はライブ中にそこに到達できた事はありません。


とにかく凄く刺激を受けた番組でした。
どうして地上波でこういうまともな番組を放送しないのか。

今日は我々珍しく朝練なので頭働かせてしっかりと曲作りたいと思います。

そろそろスタジオに着くのでこのへんで。


エナリ

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