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2011年3月21日月曜日

また会いましょう

書こう書こうと思っていたけど、なかなか言葉が出てこなくて書けませんでした。

僕は横浜にいてあの揺れ。僕の人生の中では一番大きな地震だったし、本当に怖かった。
とすると被災地は…と考えると、ただただ胸が苦しくなった。

個人的な話をすれば、僕らは予定では次の日、茨城の日立市にあるチャプターハウスというスタジオで、レコーディングの最終ミックスをする予定だった。
だからもし地震がおきるのが次の日だったら……。人ごとではない。

後日スタジオのオーナーさんから連絡が来て、水道ガス電気は止まっているが、スタジオはなんとか無事という事で本当に安心した。それでもスタジオの下は津波の被害にあってしまったらしいが。

それよりももっと大きな被害にあった方も沢山いるだろうし、これ以上ないほどの絶望をあじわったという人もいるだろう。

きっと誰しもが大なり小なり悲しんでいるし、そんな人たちの為に何かしてあげたいと考えているでしょう。

考え方は人それぞれ。批判とか色々あるだろうけど、まずは自分が出来る事を精一杯しましょう。

僕も自分なりに出来る事を色々考えました。

節電。募金。勿論しましょう。

何より、「頑張って生きよう」と改めて思いました。

生きていれば、この先被災者の人たちと出会う事があるかもしれない。
その時にその人たちに笑顔を与えてあげる事が出来るかもしれない。
一緒に歌を歌えるかもしれない。

ありきたりだけど曲も作ってみようかと思います。
今の僕らのバンドの知名度じゃ被災地まで届かないかもしれないし、元気を与えられる人というのももの凄く少ないかもしれないけど、まずそれ以前に、僕自身がこの出来事を「忘れない」為に。

そしていつかその曲をチャプターハウスでレコーディングするのを楽しみに。


加賀山


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