このバンドが見たくて行ったと言っても過言ではないほど楽しみにしていたcatfish and the bottlemenがまさかの直前にキャンセル。。。
泣きそうになった、いや実際泣いたが、その空き時間を使って今年は今まで出来なかった事をしようと思い、ゴンドラに乗って山頂まで行ったり、奥地で開催されている即興ジャンベセッションに参加したりとライブ以外のことも楽しんで来た。
ライブはBOHICAS、椎名林檎、ベンジャミンブッカー、RIDE(チラ見)、Of Monsters And Men、そして我らがノエルギャラガー兄貴を見た。
今年は絶対にやってくれないと思っていたWhateverを「日本の為に特別に」と言って歌ってくれた兄貴には感謝しかない。
今年現地で会った友人達について書こう。
毎年フジロックに行っている地元の友人N。
合流してから真っ赤に日焼けした身体の全てを使いテンション上がりまくりだったが、
酒と疲労と眠気で見たいライブをことごとく見逃し、ビートではなくゴンドラの揺れに酔って結局何も見ないまま帰っていた。。。
真のフジロッカーである。
こちらも毎年恒例で会うバンド仲間S。
社交的な彼は初対面の人ともすぐに仲良くなり、とにかくフジロックを楽しんでいた。
途中一旦別行動になり、「ゴンドラに乗る時に合流しよう」と言っていたのだが、ゴンドラには乗らずに心地よく吹く風と音楽に乗ってどこかへ消えていった。
以後「初対面の人とYeahhhhh!!」的な写真が朝までSNSにアップされ続けていた。
尊敬に値する羨ましい性格だ。
そして「また後で」と言ってそれっきり会わないのは、フジロックあるあるだ。
気まぐれに一人でやってきたというゼロゴウズというバンドのギタリスト。
同じエリアにいる事が発覚し、合流。
途中BOHICASを見た彼はえらく気に入ったらしく、BOHICASのコピーバンドやろうぜと
何故かしつこく誘われたが、丁重にお断りした。
そして彼は、往路にはいなかったはずの僕の車に何故か乗って帰って来たのだった。
こういうところが彼の憎めない不思議な社交性と言うべきか。
彼の実家は帰り途中の埼玉の鶴ヶ島にあるらしく、
冗談で「じゃあここで下ろしていい?」と言うと
「こんな泥んこになって帰ったらお母さんが心配する」
という訳の解らない事を言っていた。
多分もう充分すぎる程心配だと思う。
そんなお茶目な彼のバンド、ゼロゴウズは8月29日のTHE VISION企画に出てくれるので、お楽しみに。
というわけでいい刺激いただいたので、また頑張ります。
加賀山